ガラス金継ぎギャラリー2018 #1

ガラス作家津田清和さんの深皿、割れてしまったものを金継ぎしました。

ゆらぎのあるガラスの風合いを引き立てるような線を意識して仕上げています。

こちらも津田清和さんの六角酒呑。深皿とはまた別の方からのご依頼品。

大きく欠けてしまっても、金継ぎをするとチャームポイントに変わります。

スワロフスキーの置物、ご依頼者の方の息子さんが小さな頃から長年側にあった置物だそうです。
クリアな質感を邪魔しないように軽やかな仕上がりにしました。

自重がかかる場所はただ接着するだけでは弱いので接合部の周辺に補強を入れて金の包帯のように仕上げています。

ご依頼者様のお母様が大事にされている小皿、表面は金で、裏側は黄色の漆で仕上げました。

細い線で、金の質感が重たくならないように仕上げています。
金粉の細かさや、漆の色味、金粉の固め方などなど様々な条件で金の質感や色味などを調整することができます。

修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安はこちらをご参照ください。

2018.4/17



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