講演会『継ぐものがたり』


京都府立堂本印象美術館で12/13より始まりました企画展『漆軒と印象』、漆軒の作品である漆の飾り棚の修復を手がけました。

堂本印象は日本画家として有名ですが、その兄の漆軒が漆芸作家だったことはあまり知られていない事実。兄弟の二人展として漆軒の作品を初めてまとめて見れる貴重な機会です。
この度修復として関わらせていただいたご縁で、期間中に講演会も企画していただきました。
ぜひ足をお運びください。

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堂本印象美術館 企画展『漆軒と印象』

京都市北区平野上柳町26-3

2018年12月13日(木)~2019年3月17日(日)
月休(但し、祝日の月曜は開館し、翌日休館)
12月28日(金)~1月4日(金)休み

午前9時30分~午後5時

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【講演会】
「継ぐ、ものがたり」

2019年2月21日(木)
講師 河井菜摘(漆作家、修復家)
時間 14時から 1時間程度
場所 学校法人立命館旧堂本印象邸(美術館東隣)

(今回の修復の話やおなおしの仕事に関して日頃感じていることなどをお話しする予定です。)
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2018.12/18記



“講演会『継ぐものがたり』” への1件のコメント

  1. […] 日本画家の堂本印象(1891-1975)の兄である堂本漆軒(1889-1964)は大正末期~昭和時代にかけて活躍した漆芸家です。 京都府立堂本印象美術館の企画展「漆軒と印象」に出品する美術館所蔵作品のイタミが激しいとのことで今回ご依頼いただきました。 […]