10/31水に明治大学で講義があります

来月10/31水は鞍田崇先生にお招きいただき、明治大学で講義があります。

講義の中ではおなおしの仕事についてと、三拠点生活による暮らしと仕事の多様性のお話などができればなあと思っています。
気になるインティマシーについては鞍田さんのご著書「民藝のインティマシー」をチェック。
.
シラバスの概要の「人生をデザインする」というワードが気に入っているので、そんな話に着地するといいなあ、と。
モグリ受講も歓迎だそうですが、来られる前に一声お声がけいただくと安心です。よろしくお願いします!

* * * * *

インティマシーをデザインする
(環境人文学 II)

■教 室
明治大学 駿河台キャンパス
リバティタワー1075教室(7階)
*JR御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口より徒歩10分
*アクセスマップ: http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

毎週水曜 17:10-18:50

■コーディネーター:鞍田崇

◎ 概 要
現代社会のひずみを克服し社会を変革する道筋を考えるのが,「環境人文学」のねらい。人々を社会変革へと誘う駆動力となるものとして,春学期には,地域社会に寄せられる共感の深化とともに確立される「ローカルスタンダード」に注目しましたが,本学期は,そもそもなぜいま共感なのかについて,「インティマシー」という感性を手がかりに考えます。現代では,社会にせよ個人生活にせよ,ともすると他所事・他人事になってしまいがち。それらをあらためてリアルなまなざしのもとに我が事として取り戻す契機となるのがインティマシーです。辞書的には「親密さ」と訳されますが,むしろ「いとおしさ」という方がふさわしい。そうした感性を培うにはどうすればよいのか,そもそもインティマシーとは何なのか。本講義では工芸,デザイン,アートなど,具体的な表現に携わる方々とともに,「よみがえらす」「ひもとく」「よりそう」「ふりかえる」「ふみだす」という五つのふるまいから考えます。

◎ スケジュール
# 1 : 0926
【プロローグ】 いまなぜインティマシーか
テキスタイルデザイナー
須藤 玲子

# 2 : 1003
【よみがえらす①】 あらためて手と心の関係について
ヒロコレッジ 代表・アーティスト
高橋 理子

# 3 : 1010
【ひもとく①】 「かわいい」をひもとく
明治大学 情報コミュニケーション学部・准教授
Kyoko Koma

# 4 : 1017
【ひもとく②】 アートプロジェクトをひともとく
アーツ前橋・館長
住友 文彦

# 5 : 1024
【ひもとく③】 時代の感性をひもとく
マガジンハウス・POPEYE編集長
松原 亨

#6 : 1031
【よみがえらす②】 うるし なおし
漆芸家
河井 菜摘

■概要
かつてあるデザイナーは「自分がいちばんデザインしたいのは,人生だ」といいました。近年,若い世代にみられる地方回帰もまた,人生を 人任せにせず,自らデザインしようとしている,そんな風にいうこともできるでしょう。それとともに,具体的な場所との接点の中から,その いとなみが紡ぎ出されているところに特徴があるように思われます。鳥取県倉吉市に移住し,漆芸によるなおしの仕事にいそしむとともに,京都・ 東京でも活動する河井菜摘さんの取り組みから考えます。


# 7 : 1114
【よりそう①】 愛される建築へ
o+h 共同主宰・建築家
大西 麻貴

# 8 : 1121
【よりそう②】 地方で建築の仕事をするということ
水野製陶園ラボ ・建築家
水野 太史

# 9 : 1128
【ふりかえる①】 ひとが振り返るとき
書家
Kasetsu 華雪

# 10 : 1205
【ふりかえる②】 次の伝統へ
専修大学文学部 日本文学文化学科・教授
濱崎 加奈子

# 11 : 1212
【ふりかえる③】 飾ること 纏うこと
matohu 共同代表・ファッションデザイナー
堀畑 裕之

# 12 : 1219
【ふみだす①】 社会を変えるコミュニティ・オーガナイジングとは?
コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン/共同設立者
鎌田 華乃子

# 13 : 0109
【ふみだす②】 民藝をノイズ化する
やわい屋・店主
朝倉 圭一

# 14 : 0116
【エピローグ】 カウンターとしてのマジョリティ
graf 代表・クリエイティブディレクター
Shigeki Hattori

 



コメントは受け付けていません。