表現

2017年制作 パッチワーク継ぎ

2017年の11月に行われた牧谷窯の展示で、牧谷窯の割れたうつわをパッチワークのように合わせて、元々のうつわと違った表情のうつわを9点制作しました。呼び継ぎという技法です。 黒いマットなと…

2015年制作 小作品/だまし漆器

無題 木、和紙、漆、錫粉など 舟形菓子型、栓抜き、スプーン 松崎で開催された蚤の市、Mark2出展。 和紙や木彫で形を似せたものを漆でフェイクに仕上げた。 左が本物で右がフェイク。 &nb…

2014年制作 だまし漆器

神韻を打つ 漆、石粉粘土 漆で模した楽茶碗4点 質感をなぞらえることは自分が作り出したものの実在感を打ち消してくれる。 造形に意味を持たせないほうがつくることの本質が眺めやすい。 古いもの…

2014年制作 立体作品

  情報の質感 漆、古材 漆は何度も工程を重ねて行く作業で、最後の一層にはそれまでの作業の過程がうつしだされているように感じる。 研いで磨き上げるという長い工程の情報が質感をつく…

2014年制作 研修所作品/蒔絵

2年間通った蒔絵の研修所での制作物。 輪花蒔絵重箱 茗荷と椎茸蒔絵夫婦椀 十二支蒔絵棗

2013年制作 小作品/漆ジップロック

  漆ジップロック 漆、麻布 既製品のジップロックの上に麻布や漆の下地をつけて張り子のように脱型し、漆を塗り重ねた。 ジップロックそのものに塗っているのではなく、木型から麻布で仏…

2011年制作 漆パネル

まばゆい影 漆、感光剤 個展「まばゆい影」(ギャラリー恵風 /京都) 京都の出町柳と南九条で撮影。 ピンホールカメラを用いて漆の塗面に光を写す。 漆黒の上に展開される光景は繊細な明暗をして…

2010年制作 漆キューブ

残像 漆、感光剤 個展「残像」(立体ギャラリー射手座 /京都) キューブ状の漆の1面に感光剤を塗って、 ピンホールカメラでその場の光の痕跡を残した。 キューブは展示台の上でガラスケースに見…

2009年制作 パネル小作品

水深 漆、感光剤 25×30(cm)×3 漆にピンホールカメラで撮影した小作品。 3枚とも蓮池を写している。

2009年制作 パネル作品

光景 漆パネル/漆、感光剤 100×117(cm)×4 漆にピンホールカメラで制作した大学院の修了作品。 大学院市長賞受賞。  

2008年制作 パネル作品

  cutter mat 漆パネル/漆、金粉 116×82(cm) 4種類の太さの針で漆の塗面に1700本傷を入れて金粉を擦り込んだ。 沈金という漆芸技法。

2008年制作 パネル、立体組作品

  影像 漆パネル、立体/漆、感光乳剤 72×60(cm)×3 漆の立体を見ていると、その深みのある黒や透けるような艶のために表面がどこであるのか 認識できなくなることがある。 …

2007年制作 パネル半立体作品

  traditional 漆パネル 100×77(cm)×5 漆の伝統的で象徴的なアイコンであるお椀、重箱、屠蘇器、棗、重箱を半分に切り パネルと一体化させることで映り込みによ…

2006年制作 パネル作品

  液景 漆パネル/漆、感光乳剤 85×60(cm) 千日前/2分24秒 天王寺/1分31秒 関目ガード下/3分10秒 黒い漆のパネルの上に写真の感光剤を塗り、パネルを印画紙と同…

2005年制作 パネル作品

  川音の曼荼羅 漆パネル 直径120cm 2006年1月9日岐阜県郡上八幡の吉田川にて ICレコーダーで川の音を録音。 横倒しにしたスピーカーの上に砂がまかれた黒い膜の張ったボ…

2005年制作 パネル作品

  ゲルニカ? 漆パネル 130×58(cm) スペイン内戦の悲劇を描いたゲルニカ。 作品を制作した当時アメリカイランイラク戦争が世間を賑わせていた。 大学3回生の頃に作った平成…