金継ぎギャラリー2020#2
AMETSUCHIさんのカップ、取っ手の上部が割れてしまったところを和紙で補強して金継ぎしました。
酒盃の縁の欠けを修繕しました。もともと新漆で修理されていたものでしたがご依頼により取り除き金継ぎしたところ、まるでそうやって生まれてきたようだと喜んでいただけました。修復は地味な作業の連続ですが、そういったお言葉が日々の仕事の励みになります。
オールドノリタケの雄鶏の置物、つがいの二羽の置物はご夫婦お二人の思い出の品だそう。接着剤で継がれていたものを継ぎなおし、無事雌鶏のいる家に戻れました。
お父様との金沢旅行で骨董屋でプレゼントされたという思い入れのあるお品、ぱかりとヒビが入ってしまったものを金継ぎでまた長く使えるように修繕しました。
カップの取っ手の割れなど、接着面が小さく負荷がかかりやすいものは和紙で補強した上で修繕しています。