金継ぎ蒔絵 2017


陶磁器の割れたり欠けたりした箇所を漆で修繕して、傷口を金で景色として楽しむのが金継ぎ、ですが
その上に更に青海波や麻の葉紋様や松葉などの蒔絵を施したものも時折骨董品の中で見受けられます。

こちらのお猪口はもともと傷口が銀継ぎだったものを、金にして青海波の紋様を入れたい、というご依頼でした。
傷口が3箇所あったので、全て単調な青海波にはせず、渦巻き模様なども入れることをご提案しました。いくつかの図案の資料を送って依頼者の方の好みを踏まえた上で最終的にはお任せいただきました。

イニシャルなど現代的なものもいいですが、やはり古いものには古典柄がよく合います。

 

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2017.11/3



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