(↑スライドショー) 【濱田庄司 花瓶|欠け共直し】 高さ30cmほどの濱田庄司作品の花瓶、口縁が欠けてしまったところを漆で共直ししました。 民藝を代表する濱田の作品、素朴な風合いですがや…
繊細な造りの透かし彫りの香炉、地震で割れてしまったものをなおしたいというご依頼でした。 仕上がりはお任せで、ということだったので継ぎ目や大きく欠損している箇所を黒漆で継いで透かし彫りと同調…
(↑スライドショー) 【船箪笥|クリーニング、色上げ】 京都の骨董市で求められたという船箪笥。 魅力的なお品ではあるものの、部屋に置くのにもう少しコンデイションをよくしたいとご相談いただき…
(↑スライドショー) 【掛軸箱|割れ直し、塗り直し】 掛け軸の軸箱、棚から落下してしまい割れてしまったというものを修繕しました。 家宝のように大切なお軸だそう。 割れて崩れてしまっていても…
カップの欠けの金継ぎ、花びらのような形の金がポイントになりました。 とても大事にされていたという酒器、ベランダでお酒を愉しもうとした際にうっかり手が滑って割ってしまったそうです。 金継ぎで…
橋本市蔵キセル | 欠け、ヒビ修理 竹に見せかけた『だまし漆器』である竹を模した漆塗りのキセル。 この竹塗りは江戸時代の漆芸家橋本市蔵によって考案されたもの。 かなり精巧なつくりのものでし…
朱塗り蒔絵盆 | なおし跡修理 古いものは木地のものが多く、どうしても経年変化で木が動いてヒビが入ったり割れてしまうことがあります。 作られてから、今に至るまでになおした跡が見えるものも少…
陶磁器の割れたり欠けたりした箇所を漆で修繕して、傷口を金で景色として楽しむのが金継ぎ、ですが その上に更に青海波や麻の葉紋様や松葉などの蒔絵を施したものも時折骨董品の中で見受けられます。 …
大田垣蓮月 急須 | 欠け共直し 贋作もとても多い蓮月の急須。依頼者の骨董商の方も物を見れば箱を見なくても本物かどうかはわかるとおっしゃっていましたが、まさにその通り。文字の表情も、土の表…
大樋焼茶碗 | 割れ共直し こちらのお茶碗、ご依頼主のお母様が生前大事にされていたものだそう。 お茶の先生だったお母様の3周忌に合わせて、お母様を懐かしむお茶会を開催されるためにご依頼いた…
楽十代旦入 黒楽茶碗|なおし跡共直し 江戸後期の茶碗、ご依頼いただいた方のご師匠様の形見のお品物だそう。 大事にしたいお茶碗ではあるものの、なおし跡や傷口が目立つ状態でこのままではあまりに…
bifore after 教室や作品制作、金継ぎ、、と色々とやっていますが 本筋の仕事は古美術品やうつわなどの修復の仕事です。 金継ぎや漆器の修理だけでなく「共直し」という修復の仕事も請け…
修理代金の目安はこちらをご参照ください。
池田泰真 木地蒔絵飾り棚|欠け、虫食い共直し 飾り棚の引き戸の欠けや虫食いを共直し(共継ぎ)し、蒔絵の欠損部分は再度蒔絵を施した。 側面に貼られた鉛の欠損部分には鉛を継ぎ足して古色付けをし…
古備前亀花入|頭部復元、欠けなおし 古備前焼きの花入の亀の頭部が欠損したところを再現。 2015年修理 修理代金の目安はこちらをご参照ください。
彩色備前ニワトリ香炉|割れ、イタミ共直し 香炉本体とニワトリが割れていたものを漆で接着し、欠損部分は共直し(共継ぎ)で修繕した。 2014年修理 彩色備前:江戸時代中期の御庭焼きの1種であ…
能登椀|割れ直し 能登椀の割れ直しを時代感を合わせて漆で修理した。 古いものの質感に合わせてできるだけ修理箇所が目立たないように古色をつけながら修繕している。 オリジナルに価値があるのでで…
貞二 軸先|欠け割れなおし 掛け軸の軸先のイタミを共直し。螺鈿が欠損しているところは補完した。 漆と陶板でできた精巧な軸先。 2014年修理 貞二:文献があまり残っていないので詳しい素性は…
羊遊斎硯箱|象嵌共直し、イタミ漆なおし 漆の硯箱に貝や鮫の皮、べっこうで鯛や鰈の象嵌がされていたがかなりのイタミがあった。 鰈の尾はべっこうで、鯛の尾は白蝶貝で、欠落していた魚の鯖も白蝶貝…
仏手柑|割れ共直し 木彫りの仏手柑の割れを共直し。 割れたところを接着し、既に数10箇所ほど接着したあとがあるものも目立たないように修理しなおした。 2015年修理 仏手柑:千手観音の手に…
黄花梨 飾り箱|金具の補強 飾り箱の金具がとれかかっているところを接合し、補強として鋲を打ち込んだ。 鋲は古色をつけて金具の雰囲気と合わせている。 2014年修理 黄花梨:花梨の木の中でも…
絵の具棚|棚板桟つけなおし、割れ、反り合わせ 取れてしまった桟をつけなおし、棚板を取り付けた。 ところどころ木の反りが出ていて接合が離れているところを接着し、 おさまりきらない反りのところ…
竹塗り小箱|割れ直し 漆の技法の一種、変わり塗りで竹に似せた塗り物の小箱。 割れ、欠け、イタミなどを修繕。 2015年修理 変わり塗り:漆の伝統技法で様々な質感や色彩、表情をつけた何百種類…
破笠 硯箱|イタミなおし 硯箱の中板の水滴入れ周辺の割れ直し。 目立つイタミ以外はあまり触らないように修繕した。 2014年修理 小川破笠(おがわはりつ):江戸時代の漆芸家。 蒔絵に鉛・錫…
根来盆|裏塗り直し 根来盆の裏側の状態がよくなったものを塗り直し。 新しい塗りだと裏側だけ浮いて見えるので、少しだけ時代感を出して仕上げた。 2014年修理 根来(ねごろ):根来塗は古く鎌…
片身替わり盆|変色部塗り直し お盆のやけど跡で変色した黒い部分を塗り直し。他ところどころ欠けていたところも修繕した。 2014年修理 片身替わり盆:江戸時代からあるお盆で、白洲正子が著書の…
四つ手網菓子盆|海老の色差し 菓子盆の海老の色をもう少し赤くしてほしいという依頼により色上げ。 金の線がつぶれないように漆で色を差した。 2013年修理 修理代金の目安はこち…