漆継ぎギャラリー 2019#1
私物のMILOのマグカップ。欠けたところをMILO色の漆で継いでMILOロゴの蒔絵をちょこんと。
旦那さんが気に入ってるものを割ってしまって…というご依頼品でした。お渡しする時、旦那さんが雀の帰りが待ち遠しくてアイスコーヒー淹れて待ってる、と言われていて、大切なお品の修理に関われて良かったなと印象に残っている一言です。
スープカップの欠けを赤い漆で継ぎました。赤リップのようなポイントになる仕上げです。
お店の方からのご依頼で古い煙草盆を修繕しました。錆仕上げで仕上げましたが、質感や雰囲気などうつわの雰囲気にぴったりだと感動していただけました。
湯呑みの割れをライラック色の漆で仕上げました。
徳利の口縁がガバッと欠損していたものを錆漆で復元しました。口縁の丸みや反りの形、仕上がりの質感などご希望のものに合わせて修繕しています。
喜多村光史さんのうつわ、グレーの漆で仕上げました。
三つ人形の蓋置、オークションサイトで購入したところ配送中のトラブルで割れてしまったそう。高価なものではないそうですが、せっかく縁のあったものだかや修理してお茶の稽古で使いたいとご依頼いただきました。割れた箇所は和紙で補強を入れて赤い漆で仕上げています。
友人からの依頼品。メキシコで購入したという石のプレート、割れてしまったものを焦茶色の透け漆で仕上げました。
うつわの釉薬の風合いに合わせて飴釉のような透けた茶色の漆で仕上げました。
大事にされていたというカップ、取手の割れと口縁の欠けをベージュの漆で馴染ませました。
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