漆継ぎ蒔絵 2021

台湾の奇古堂さんで購入されたという小さな茶器、ご依頼主さんの提案により、ヒビを瓢箪の形に見立てて溜め継ぎで修理したところに「福」の蒔絵を入れました。

口のところに大きななおし跡があったことに購入後気づかれたという小徳利、嘘を見抜けなかった自分への戒めに鳥の鷽(ウソ)の蒔絵を入れてほしいとご依頼いただきました。

口のところの大部分が樹脂で似せてなおしてあったのですが、樹脂部分は剥がして漆で共色の漆を塗って再修理しています。修理箇所には鷽(ウソ)の蒔絵をつけました。

太宰府を連想させる鷽、銀の蒔絵の梅もあしらっています。

修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安はこちらをご参照ください。

2025.8/3記



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