ガラス漆継ぎギャラリー 2019

現在2024年。なかなか写真の整理に手が回りませんが、過去の写真を少しずつアップしていきます。

scopeで限定販売されていたiittala Birds by Toikka。

バラバラに割れてしまったものを継いで透け感のあるワインレッドの溜継ぎで仕上げました。

ワインレッドの模様のようで見ていて飽きないと喜んでいただけました。毎日目につく場所に飾っていただいているようです。

こちらもscopeで限定販売されていたiittala Birds by Toikka、

尻尾の根元の部分が倒れて割れてしまったのを、少し補強を入れて透け感のあるブルーグリーンの漆で仕上げました。
金継ぎは継いだところを景色として楽しむような技法ですが、こちらの仕上げはできるだけ元の作品の雰囲気に馴染むように仕上げています。

こちらはお世話になった方からのご依頼品。思い出の品というゴブレット。黒い漆で仕上げました。

ガラスの修理は内側の傷口の色が見えます。こちらはあえて赤色の漆を仕込んで隙間から赤が覗くような仕上げにしました。

大切に使われていたというガラスの大きなボウル、コップをぶつけて欠けてしまったそう。口縁の欠けを深みのある紺色の漆で仕上げています。

結婚のお祝いでいただいたという江戸切子のペアグラス、欠けてしまったところを紺色の漆でトーンを馴染ませました。

こちらのグラスも紺色の漆で仕上げています。

昔お世話になったバイト先のマスターのお手製という植木鉢、割れてしまったものをワインレッドの漆で修繕しました。お酒の瓶をアレンジして作られた1点ものの植木鉢、また大切に使ってもらえると嬉しいです。

修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安はこちらをご参照ください。
2024.8/16記



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