漆継ぎギャラリー2017 #3

青みがかった青磁のどら鉢。金と銀以外で、ということで青色の漆で仕上げました。

単調にならないよう、ほんの少し上から下にかけて淡くなるようぼかし塗りをしています。

割れてしまったお茶碗、うつわの色に合わせて赤い漆で継いでいます。

マグカップの蓋が割れてしまったもの。こちらもうつわの色に合わせて茶色で継ぎました。

お見積もりの段階で色をお任せしていただいたのですが、欠けたところや割れた線の調子など茶色の艶のある表情とマッチしました。

こちらも茶色の漆、うつわの裏が欠けていました。

こちらのやちむんは外が飴色のような茶色い漆、内側はミルクティーのような色の漆で仕上げました。

依頼者の方は、元職場の先輩。きっとこういう色みが喜ばれるのじゃないかな、、と想像しながら色を調整しました。
 

 

こちらのお茶碗、子供の頃からそばにあったものだそう。
欠けてしまったところ、馬の絵付けとあわせて焦げ茶色の漆で継ぎました。

 

修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安はこちらをご参照ください。

 

2017.10/5



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