金継ぎギャラリー 2018#1
カップの欠けの金継ぎ、花びらのような形の金がポイントになりました。
とても大事にされていたという酒器、ベランダでお酒を愉しもうとした際にうっかり手が滑って割ってしまったそうです。
金継ぎでまた新たに蘇りました。
買ってまもなくして割ってしまったという丼鉢、お爺様が漆に関わるお仕事をされていたそうで、漆でこうやって器が蘇ったこと喜んでいただけました。
茶入れの底に無数の欠けがあったところを金継ぎしました。底なので見えない箇所ですが直すと品が整います。
ご依頼者さまは数年前から国内外問わず古いものを集められていたそうですが嗜好が変わって手放したものも多いそう。
その中でも割れても捨てれずに保管しておいたものの修理のご依頼いただきました。
こちらも上記の輪花茶器と同じご依頼者様。昔ベトナムに旅行に行った際に買い求めたものだそうです。
こちらは小鹿田焼の大皿。直径40cm以上の大きなお皿がパカンと割れていました。大きなものほど割れた時のショックは大きいものですが、またなおった時の喜びもひとしおのように感じています。
修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安はこちらをご参照ください。
2018.4/23記