ご依頼主の方がご友人と京都旅行の際に購入したという思い出のカップ、割れてしまったものを金継ぎしました。 金にすると派手になりすぎるかと心配する方もいますが、重厚感のある本金を使用しているの…
お世話になった方からのご依頼品、グラスの縁の欠けを金継ぎしました。 ルイスポールセンのガラスシェードの金継ぎ。光に傷口の景色が浮かびます。 このシェードは結婚記念に奮発して購入されたものの…
現在2024年。なかなか写真の整理に手が回りませんが、過去の写真を少しずつアップしていきます。 scopeで限定販売されていたiittala Birds by Toikka。 バラバラに割…
ご依頼者様の店舗の象徴的な展示物だという、作家の渋谷英一さんの大ぶりの花器。割れてしまったものを銀継ぎで仕上げました。 銀は硫化していぶし銀のように黒ずんできますが、古物の器は黒ずんでいく…
(↑スライドショー) 【原羊遊斎杯台 | イタミ直し】 原羊遊斎の杯台欠けやヒビなどのイタミを修繕しました。 2021年修理 原 羊遊斎:江戸時代の蒔絵師。酒井抱一の下絵により光琳風の蒔絵…
(↑スライドショー) 【布志名焼茶碗 | 欠け共直し】 江戸時代から伝わる松江の布志名焼の抹茶茶碗、縁の欠けを漆で共直ししました。 修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安は…
AMETSUCHIさんのカップ、取っ手の上部が割れてしまったところを和紙で補強して金継ぎしました。 酒盃の縁の欠けを修繕しました。もともと新漆で修理されていたものでしたがご依頼により取り除…
ツアーグッズとして作ったというレンゲ、日常使いされているものをまた日々使えるように和紙を巻いて補強して金継ぎしました。 こちらは古美術商の方からのご依頼品。魯山人の花器、耳の欠損を金継ぎし…
ご依頼いただいた修理品、なかなか写真データの整理ができていなかったので2年前の写真から少しずつアップしていきます。 お父様が大切にされているという抹茶茶碗、もろもろに割れていましたが継ぐこ…
(↑スライドショー) 【沈金盆|割れ修理】 依頼者のお祖父様から受け継いだという沈金のお盆、ヒビが入ってしまったものを修繕しました。 修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安はこちらをご参…
金継ぎというと和のイメージも強いようですが、洋皿も金彩が入ったような雰囲気で馴染みます。 NOMAでも使われているという人気の作家さんの器。金継ぎ修理しました。 お茶の先生をされている方か…
古美術商の方からご依頼いただいたうつわ、割れと欠けを金継ぎ修理しました。 益子焼のぐい呑、縁の欠けを金継ぎしました。 アスティエのどんぐりのプレート、日本人アーティスト、節子・クロソフスカ…
気に入っているものだからまた使えるようにし、たいとご依頼いただいた丼茶碗、直してから日常的にお使いいただいていること、他の方づてに聞いて嬉しくなりました。 直したものをまた普段使いしていた…
(↑スライドショー) 【沈金重箱|割れ修理】 依頼者の方が生まれた時からそばにあったという重箱、お父様から引き継がれたものですが底が割れてしまったものを修繕しました。 修理のご依頼方法はこ…
お父様が生前日々使われていたというマイセンのカップを金継ぎしました。 お渡しする時にお父様との想い出話をお話いただいたこと、欠けてしまったものがなおることで依頼者様の心が癒されているように…
村上躍さんの大皿、出張先の思いがけない出会いに購入されたものの、すぐに割ってしまいとても落ち込んでいたそう。銀線が元々のうつわの表情によく馴染みました。 備前の湯呑みの口縁の欠け、銀が酸化…
(↑スライドショー) 【堂本漆軒|鉄線蒔絵飾棚/修理】 日本画家の堂本印象(1891-1975)の兄である堂本漆軒(1889-1964)は大正末期~昭和時代にかけて活躍した漆芸家です。 京…
(↑スライドショー) 【黒楽茶碗|欠け共直し】 この黒楽茶碗は、京都の木屋町で茶道を教えていた曽祖母様から代々引き継いでいる黒楽茶碗だそう。ご依頼者のお祖父様が戦時中に欠けさせてしまったこ…
(↑スライドショー) 【梅紋角盆|欠け、割れ直し】 梅の漆絵があしらわれた朱塗りの角盆。端が割れていたり、欠けている箇所を修繕して裏側は塗り直してコンディションを整えました。 こちらと一緒…
(↑スライドショー) 【濱田庄司 花瓶|欠け共直し】 高さ30cmほどの濱田庄司作品の花瓶、口縁が欠けてしまったところを漆で共直ししました。 民藝を代表する濱田の作品、素朴な風合いですがや…
柚子の形の陶磁器の蓋物、身の部分が二つに割れて大きく欠けていたものを金継ぎしました。金繕いした箇所に銀で麻の葉の紋様の蒔絵を入れています。 修理のご依頼方法はこちら、修理代金の目安はこちら…
料理が映えそうなクリアガラスの高台、割れてしまったものを銀継ぎで仕上げました。 涼やかな雰囲気のグレーがかったガラスと銀継ぎがよく馴染みました。 Tom Dixonの直径40cmほどの大き…
濱田庄司が親戚にあたるという方からのご依頼で、濱田庄司の大皿の欠けを修繕しました。 ずっとお父様が修理したいと思われていたようで、無事になおって安心していただけたようです。釉薬の雰囲気に合…
角皿の縁が割れてしまったところを金継ぎしました。 洋皿への金継ぎは継いだ箇所がアクセサリーのような雰囲気にも見えます。 プレートの2点の欠けとニュウを金継ぎしました。 何点かあるというプレ…
繊細な造りの透かし彫りの香炉、地震で割れてしまったものをなおしたいというご依頼でした。 仕上がりはお任せで、ということだったので継ぎ目や大きく欠損している箇所を黒漆で継いで透かし彫りと同調…
こちらはDr.ウォール期のウースターで、1770年前後の作品。昔骨董市で買い求めて長年側にあった愛着のある器だそう。バラバラに割れた痛々しい姿から元の姿にすんとおさまりました。 小ぶりなサ…
(↑スライドショー) 【そば猪口|共継ぎ】 毎朝コーヒーを飲むのに使っているという小代焼きのそば猪口、以前金継ぎでご依頼いただいたものですがまた別の箇所が欠けてしまいました。今回欠けてしま…
(↑スライドショー) 【船箪笥|クリーニング、色上げ】 京都の骨董市で求められたという船箪笥。 魅力的なお品ではあるものの、部屋に置くのにもう少しコンデイションをよくしたいとご相談いただき…
片口の酒器、ご夫婦で気に入っていたものが割れてしまったとご依頼いただきました。 焼締の器の表情に銀がしっくりと馴染みます。 こちらはお湯呑みの口縁の欠けを銀継ぎで修繕しました。ご依頼者の地…
こちらはお世話になった方から頂いたという飴釉の抹茶茶碗、大きく欠損していたところを復元し、金継ぎで仕上げました。 こちらは学生時代にご友人からプレゼントされたという急須の蓋。もう10年以上…
普段使いの飯茶碗、バラバラに割れてしまったものをベージュの白漆で継ぎました。 漆の色も様々ですが、真っ白な白色はありません。漆の茶色が滲み出てベージュ色になる「漆の白漆」はしっとりとしてい…
(↑スライドショー) 【一升升|煙草盆塗り直し】 お家の蔵に眠っていたという一升升、漆を塗って茶道具の煙草盆に仕立てたいというご依頼でした。 お茶会で使われる際に「一生ますます繁栄しますよ…
(↑スライドショー) 【掛軸箱|割れ直し、塗り直し】 掛け軸の軸箱、棚から落下してしまい割れてしまったというものを修繕しました。 家宝のように大切なお軸だそう。 割れて崩れてしまっていても…
カップの欠けの金継ぎ、花びらのような形の金がポイントになりました。 とても大事にされていたという酒器、ベランダでお酒を愉しもうとした際にうっかり手が滑って割ってしまったそうです。 金継ぎで…
煙草盆|ヒビ修理 ご夫婦で大事にされていた煙草盆、割れてしまったところをついボンドでつけてしまったそうです。ボンドを除去して漆で修繕しなおしました。 2017年修理 修理代金…
(↑スライドショー) 【寿司桶 | 欠け、ヒビ修理】 直径40cm近くの、とても重厚感ある立派な寿司桶。 ご依頼者様の地元鹿児島の郷土料理『酒寿司』のための寿司桶だそうです。 こちらはご両…
ガラス作家津田清和さんの深皿、割れてしまったものを金継ぎしました。 ゆらぎのあるガラスの風合いを引き立てるような線を意識して仕上げています。 こちらも津田清和さんの六角酒呑。深皿とはまた別…
清澄白河のリトルトーキョー一階のごはん屋「今日」の看板を漆塗りしました。 看板の木彫はomoteの浦川彰太さんです。 ベースは拭き漆にして文字は黒と赤の漆を塗って仕上げています。 サイドに…
こちらのやちむんのマグカップ、購入してすぐに割れてしまったものだそう。 買った時のことに思い入れがあるので直したい、というご依頼でした。 ぽってりした形にポイントになるよう細い金線で仕上げ…
橋本市蔵キセル | 欠け、ヒビ修理 竹に見せかけた『だまし漆器』である竹を模した漆塗りのキセル。 この竹塗りは江戸時代の漆芸家橋本市蔵によって考案されたもの。 かなり精巧なつくりのものでし…
バラバラに割れてしまったガラスのボウル、色々な色の漆で漆継ぎしました。 ボウル自体にカラフルな色が散らばっているので、青、赤、緑、黄色などの色漆を散らばらせた仕上がりに。 お任せでご依頼い…
朱塗り蒔絵盆 | なおし跡修理 古いものは木地のものが多く、どうしても経年変化で木が動いてヒビが入ったり割れてしまうことがあります。 作られてから、今に至るまでになおした跡が見えるものも少…
陶磁器の割れたり欠けたりした箇所を漆で修繕して、傷口を金で景色として楽しむのが金継ぎ、ですが その上に更に青海波や麻の葉紋様や松葉などの蒔絵を施したものも時折骨董品の中で見受けられます。 …
こちらは子供の頃から大事にされていた器だそう。接着剤で止めてあったものを外してから金継ぎしました。 こちらはご依頼いただいた方の陶芸家のご友人の作品だそう。ヒビと欠けを金継ぎしています。 …
青みがかった青磁のどら鉢。金と銀以外で、ということで青色の漆で仕上げました。 単調にならないよう、ほんの少し上から下にかけて淡くなるようぼかし塗りをしています。 割れてしまったお茶碗、うつ…
大田垣蓮月 急須 | 欠け共直し 贋作もとても多い蓮月の急須。依頼者の骨董商の方も物を見れば箱を見なくても本物かどうかはわかるとおっしゃっていましたが、まさにその通り。文字の表情も、土の表…
こちらの徳利、かなりたくさんのピースで割れてしまいましたが、継いでみると痛々しい姿が思い出せない雰囲気に変わります。 お茶碗に入ってしまったニュウ(ヒビ)、金繕いすると偶然の線の美しさが際…
こちら地震で割れてしまったというお猪口。グレーの漆で継ぎました。 漆は経年変化で色が少し変わります。 少し赤みのあるグレーですが、青みがかったグレーに変わっていくので、使いながらそんな変化…
lucie rie | 金継ぎ lucie rieの花器、アクシデントで壊れてしまったコレクションを金継ぎしてほしいというご依頼でした。 もともと窯疵があったものなので隙間は開いたままにし…
欠けてしまったものは欠けた時の衝撃で下にヒビが走ることが多いです。 傷口を銀や金であしらうと意図的でないその傷口の形に惚れ惚れします。 こちらはお世話になったお茶の先生が生前持たれていたも…
大樋焼茶碗 | 割れ共直し こちらのお茶碗、ご依頼主のお母様が生前大事にされていたものだそう。 お茶の先生だったお母様の3周忌に合わせて、お母様を懐かしむお茶会を開催されるためにご依頼いた…
こちら2016年の鳥取地震で壊れたもので、縁の大きく欠けたところは探しても見つからなかったそうです。 欠けのピースがないと、なおりますか、、?と聞かれることも多いのですがピースがなくても復…
ハンネラ蓋 | 割れ共直し こちらはお茶の先生からのご依頼。ハンネラ水指の蓋、つまみのところを接着剤でくっつけてしまったところを なおして欲しいとのご依頼でした。 お茶席でお出しするには接…
Hans Coper pot|口縁欠け 共直し 個人的にも大好きな作家であるハンスコパー。作品がパーフェクトなだけに、口縁にある一つの欠けはどうしても気になってしまうもの。 美術商の方から…
こちらのお茶碗、二つ割れてしまったもののご依頼品、一つは赤い漆、一つは金継ぎで仕上げました。 ヒビどめの処理をした後に、金繕いしています。 こちらのお湯呑みはご結婚の記念にご夫婦揃えで購入…
ガラスは内側に継いだところが外側からも見えます。 それを利用して外側は金継ぎ、内側は銀継で仕上げています。 友達の思い出のグラス。 こちらは深紅の漆で漆継ぎしました。 こちらも深紅の漆で漆…
伏見人形 申 時代物|割れ、剥離直し 愛らしい風貌の猿の伏見人形はしっかりとした共箱に入っていました。 ご依頼者様はあるお寺からこの伏見人形を譲り受けたそうです。 古いものはどうしても剥落…
楽十代旦入 黒楽茶碗|なおし跡共直し 江戸後期の茶碗、ご依頼いただいた方のご師匠様の形見のお品物だそう。 大事にしたいお茶碗ではあるものの、なおし跡や傷口が目立つ状態でこのままではあまりに…
私物の平茶碗の金継ぎ。もともと金継ぎが施されていたのですが、かなり剥がれていたのでやり直しました。 ぶどうの葉っぱみたいに見える雨漏りがお気に入り。 三島の急須の蓋を金継ぎ。本金は色という…
バリ木像 | 割れ、欠けなおし ご依頼主が旅行先のバリ島で購入されたという木像、地震で倒れた時に壊れてしまったそうです。 接着後、割れ目と欠損部を埋めて共直ししました。 2017年修理 2…
こちらのポット、納品は金継ぎでしましたがどちらが合うかなと思い、ワインレッドの溜め継ぎでも継いでみました。 血管のような色めき。 上神焼(かづわやき)の口縁の欠けを溜め継ぎで修繕しています…
うつわをお預かりして仕上げるまでの間は、作業を重ねながらどんな雰囲気で仕上げるのがぴったりくるか考えながら作業します。 こちらは素敵な柄を邪魔しないよう、かつ細すぎる線だと柄に負けてしまい…
花鳥蒔絵隅切箱 |欠け、割れ直し 修理のご依頼いただいたご夫婦が、昔住まれていた町で求めたものだそうです。 欠損箇所があるのですが、時代感も合わせて復元しました。 欠けたところがなくなって…
江戸のガラス切り子、接着剤でくっつけてあるものを銀継ぎしなおしました。 接着剤を除去してから漆で継ぎ直して、銀で仕上げています。 こちらもガラスのうつわの修繕、ガラス作家の方の作品の徳利が…
かなりバラバラに割れていたポット。鳥取の窯元、国造焼きのものだそうです。 外側は金継ぎ、内側は漆継ぎで仕上げました。 うつわの雰囲気に合わせて金の種類などの仕上げ方も選択しています。 これ…
リヤドロの絶版作品が倒れて壊れてしまったものを金継ぎで修復しました。 割れてばらばらになってしまうともうなおらないだろうと諦める方も多いですが どんなかたちであれ修復は可能です。 修理代金…
漆継ぎ(白漆)に銀の蒔絵で模様 修理代金の目安はこちらをご参照ください。
グラスを金継ぎして、銀の蒔絵で星をあしらいました。 修理代金の目安はこちらをご参照ください。
修理代金の目安はこちらをご参照ください。
弁当箱|くもり磨きなおし、スレ、欠けなおし 数十年使用して全体的にくもり、スレや欠け、アタリなどが出た塗面を クリーニングして傷を修理して磨きなおした。 2016年修理 沈金:漆器の塗面に…
池田泰真 木地蒔絵飾り棚|欠け、虫食い共直し 飾り棚の引き戸の欠けや虫食いを共直し(共継ぎ)し、蒔絵の欠損部分は再度蒔絵を施した。 側面に貼られた鉛の欠損部分には鉛を継ぎ足して古色付けをし…
古備前亀花入|頭部復元、欠けなおし 古備前焼きの花入の亀の頭部が欠損したところを再現。 2015年修理 修理代金の目安はこちらをご参照ください。
彩色備前ニワトリ香炉|割れ、イタミ共直し 香炉本体とニワトリが割れていたものを漆で接着し、欠損部分は共直し(共継ぎ)で修繕した。 2014年修理 彩色備前:江戸時代中期の御庭焼きの1種であ…
ルーシー・リー 茶釉ソーサー|縁欠け直し 縁の欠けを漆で共直し。白い釉薬のところは樹脂で修理した。 2016年修理 ルーシー・リー:独自に釉薬の配合の研究を重ね、イギリスで活躍した作家の作…
ルーシー・リー 茶釉線文カップ|欠け直し 口の周辺の欠けを共直し、白いところは樹脂で、色の深いところは漆で共直しをしている。 2016年修理 ルーシー・リー 茶釉線文カップ|ホツレ直し 持…
ルーシー・リー 黄釉鉢|イタミなおし なおしの入ったうつわのコンディションがよくなかったところを整えた。 白く浮き上がったところをクリーニングし、貫入がこれ以上広がらないように処置。 内側…
ルーシー・リー 茶釉ソルト入れ|口欠けなおし ソルト入れの口の欠けを共直し。 透明釉の表情とにじみを樹脂で共直ししている。 2016年修理 ルーシー・リー:独自に釉薬の配合の研究を重ね、イ…
能登椀|割れ直し 能登椀の割れ直しを時代感を合わせて漆で修理した。 古いものの質感に合わせてできるだけ修理箇所が目立たないように古色をつけながら修繕している。 オリジナルに価値があるのでで…
黒楽茶碗|共継ぎ(共直し) 既になおしがはいっていたところが目立つのでわからないよう漆で共直し。 漆は黒楽茶碗の質感や景色を表現しやすい。 2016年修理 楽茶碗:轆轤を使用せず「手捏ね」…
貞二 軸先|欠け割れなおし 掛け軸の軸先のイタミを共直し。螺鈿が欠損しているところは補完した。 漆と陶板でできた精巧な軸先。 2014年修理 貞二:文献があまり残っていないので詳しい素性は…
羊遊斎硯箱|象嵌共直し、イタミ漆なおし 漆の硯箱に貝や鮫の皮、べっこうで鯛や鰈の象嵌がされていたがかなりのイタミがあった。 鰈の尾はべっこうで、鯛の尾は白蝶貝で、欠落していた魚の鯖も白蝶貝…
仏手柑|割れ共直し 木彫りの仏手柑の割れを共直し。 割れたところを接着し、既に数10箇所ほど接着したあとがあるものも目立たないように修理しなおした。 2015年修理 仏手柑:千手観音の手に…
黄花梨 飾り箱|金具の補強 飾り箱の金具がとれかかっているところを接合し、補強として鋲を打ち込んだ。 鋲は古色をつけて金具の雰囲気と合わせている。 2014年修理 黄花梨:花梨の木の中でも…
梅澤隆真木地文箱|割れ、アタリ共直し 木地文箱の割れを共直し、木地のアタリも修繕した。 ひょうたんの文鎮の裏の割れていた箇所も金で修繕している。 2014年修理 梅澤隆真:柴田是真の三男。…
白茶碗|欠け共直し 茶碗の縁をふくさで拭くときにひっかかってしまう欠けを樹脂で共直しした。 2015年修理 修理代金の目安はこちらをご参照ください。
絵の具棚|棚板桟つけなおし、割れ、反り合わせ 取れてしまった桟をつけなおし、棚板を取り付けた。 ところどころ木の反りが出ていて接合が離れているところを接着し、 おさまりきらない反りのところ…
東郷青児 油絵|剥落なおし 油絵のキャンバスの剥落を広がらないようにとめて、色合わせ。 2014年修理 東郷青児:昭和に活躍した甘美な女性像で知られる洋画家。 修理代金の目安…
竹塗り小箱|割れ直し 漆の技法の一種、変わり塗りで竹に似せた塗り物の小箱。 割れ、欠け、イタミなどを修繕。 2015年修理 変わり塗り:漆の伝統技法で様々な質感や色彩、表情をつけた何百種類…
茶碗|漆で共継ぎ 織部の茶碗の欠けを漆で共継ぎした。 漆も緑やベージュなど色々な色が出せるので、こういった表情のうつわを漆で共継ぎすることもできる。 2014年修理 修理代金…
土鍋|割れ漆共継ぎ 土鍋の割れを漆で接着し、漆で目立たないように共継ぎ。 2014年修理 修理代金の目安はこちらをご参照ください。
破笠 硯箱|イタミなおし 硯箱の中板の水滴入れ周辺の割れ直し。 目立つイタミ以外はあまり触らないように修繕した。 2014年修理 小川破笠(おがわはりつ):江戸時代の漆芸家。 蒔絵に鉛・錫…
持鉢(応量器)|内側塗り直し、ひびなおし 禅僧が使う食器である持鉢(応量器)、毎日使うものなので内側がぼろぼろに剥離していたものを塗り直した。 ひびはひび止めをして、高台の欠けなども修繕。…
根来盆|裏塗り直し 根来盆の裏側の状態がよくなったものを塗り直し。 新しい塗りだと裏側だけ浮いて見えるので、少しだけ時代感を出して仕上げた。 2014年修理 根来(ねごろ):根来塗は古く鎌…
朱椀|イタミなおし 9組ある朱椀のカケやほつれ、割れなどを修繕した。 全て新しく塗り直すのではなく時代感の味わいを残しつつ、実際に料亭で使用できるように整えている。 2014年修理 &nb…
音符菓子皿 | 割れ直し 木地の漆のお皿が割れてしまったものを漆で継ぎなおした。 縁を塗り直すと木目の表情が消えてしまいそうだったので、 継ぎ目が目立たないように漆で修繕している。 201…
朱のお椀|割れなおし 木地の漆椀の割れてしまったものを、割れ止めして塗り直した。 2015年修理 修理代金の目安はこちらをご参照ください。
片身替わり盆|変色部塗り直し お盆のやけど跡で変色した黒い部分を塗り直し。他ところどころ欠けていたところも修繕した。 2014年修理 片身替わり盆:江戸時代からあるお盆で、白洲正子が著書の…
四つ手網菓子盆|海老の色差し 菓子盆の海老の色をもう少し赤くしてほしいという依頼により色上げ。 金の線がつぶれないように漆で色を差した。 2013年修理 修理代金の目安はこち…